私の母

今日は、私の母について書きたいと思います。

私の母は、平成27年1月10日の夜、突然この世を去りました。
生きていたなら、今日1月29日は73歳の誕生日です。
なので、今日は母について書こうと思いました。

私の母は、純子と言います。
祖父が、新聞の中から名前を探してつけた名前だそうです。
よく、本人は、単純の純子なんだ!
と言っていましたが、私は純粋の純だと思っています。
私の母は、決して体は強くありませんでしたが、ものすごく精神力が強いと言うか、気力の強い人でした。
私は母ほどに気持ちで頑張ることはできないなぁと思っています。

母は、小さい頃病気がちでしたので、勉強はできませんでしたが(実はかけ算の九九が言えませんでした)、努力家でした。

それゆえに、大人になってからは、常にどうやったら一番良いのか最善の策を考えに考えていました。

私の食事の好き嫌いをなくすにはどうしたら良いかに始まり、体を丈夫にするための食事、鍵っ子であった私がさみしくないようにする工夫まで、とにかく工夫に工夫を重ねていました。

もちろん仕事に対しても妥協はしませんでした。

母の言葉に、 

売り上げの良い店は、きれいであること!
いつもはできなくても、時間があったら徹底的に掃除をすること!

とありました。
私の母は、下着メーカーのグンゼに勤めていました。
母は、メーカーでトップセールスウーマンでしたので、間違いなく店を経営していく上では、大切な言葉なのだと思います。

そう思うと、今の私の店はどうなのか?
と、いつも考えさせられるのです。

私の店は、最初は母と2人でやっていたのです。
でも、いろいろあって、母に手が足りない時だけ手伝ってもらうという形をとるようになりました。
それが、今となっては、一人で店をやっていく準備だったのかもしれません。

母が突然にこの世を去っても、なんとかやって行けています。

今日はこのくらいにしたいと思います。